病気でないだけでは健康とは言えない理由
「健康ですか?」
そう聞かれたとき、みなさんは何を基準に考えるでしょうか。
病院に通っていない。
健康診断で異常がなかった。
特に痛いところがない。
このような状態を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、本当に健康とはそれだけなのでしょうか。
私はパーソナルトレーナーとして多くの方と関わる中で、「病気ではないけれど健康とは言えない状態」の方を数多く見てきました。
肩こりや腰痛がある。
疲れやすい。
運動不足を感じている。
睡眠の質が悪い。
やりたいことがあっても身体がついていかない。
病院で診断される病気ではなくても、日常生活の中で不自由さや不調を感じている人は少なくありません。
WHOが定義する健康とは
世界保健機関(WHO)は健康を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態である。」
つまり健康とは、
・身体が健康であること
・心が健康であること
・社会とのつながりがあること
この3つがそろった状態を意味しています。
体力があっても強いストレスを抱えている状態は健康とは言えません。
また、身体に大きな問題がなくても、人とのつながりがなく孤立している状態も健康とは言えないのです。
健康は人生を豊かにする土台
私は健康を「人生を豊かにするための土台」だと考えています。
旅行に行くこと。
趣味を楽しむこと。
仕事にやりがいを感じること。
家族や友人との時間を楽しむこと。
これらはすべて、身体と心がある程度健康だからこそ実現できます。
健康そのものが目的ではなく、自分らしい人生を送るための土台なのです。
だからこそ、体重や見た目だけにとらわれるのではなく、「自分がやりたいことを実現できる身体をつくる」という視点が大切だと考えています。
健康づくりは特別なことではない
健康づくりというと、
毎日運動しなければいけない。
完璧な食事をしなければいけない。
そんなイメージを持つ方もいます。
しかし実際には、小さな積み重ねが健康をつくります。
少し歩く時間を増やす。
階段を使う。
よく噛んで食べる。
十分な睡眠をとる。
このような日常の行動の積み重ねが、将来の健康につながります。
大切なのは完璧を目指すことではなく、自分にできることを続けることです。
m conditioningが考える健康
m conditioningでは、「生涯にわたって動ける身体を育てること」を大切にしています。
身体を鍛えることだけが目的ではありません。
身体を整え、動きやすくし、自分らしい人生を送るための土台をつくること。
そのために運動指導だけでなく、健康について学び、自分自身で選択できる力を育む健康教育にも取り組んでいます。
健康は誰かに与えてもらうものではありません。
一人ひとりが自分の身体と向き合い、少しずつ育てていくものです。
今日の小さな一歩が、未来の自分の健康につながります。
まずは今できることから始めてみませんか。

